養成講座の修了記録、本当に「証明」できていますか?
2026-03-01 — ONGEVIT Team — 3 min read

きっかけは、ある卒業生からの連絡だった
私たち自身が養成スクールを運営している中で、卒業生からこんな問い合わせを受けたことがあります。
「2年前に修了したプログラムの記録を、転職先に提出したいのですが、証明書を再発行してもらえますか?」
探してみると、当時の出席データはExcelファイルに残っていました。ただ、そのファイルが最新版なのか、途中で誰かが編集していないか、正直なところ確信が持てませんでした。
この経験が、記録のあり方について考え直すきっかけになりました。
スプレッドシート管理の限界
養成講座の現場では、出席管理をExcelやGoogleスプレッドシートで行っているケースがまだ多いと思います。少人数のうちはそれでも回りますが、プログラムが長期化したり、複数コースを並行して運営し始めると、だんだん無理が出てきます。
たとえば、あるスクールでは6ヶ月間のプログラムで全24回のセッションがありました。出席の記録は毎回手入力。途中で担当スタッフが変わり、入力フォーマットも微妙に変わっていた。最終的に「この受講生は本当に修了要件を満たしているのか?」と確認するのに、かなりの時間がかかったそうです。
こうした話は、けっして珍しくありません。
「修了しました」だけでは足りない時代
最近は、ウェルネスやヨガ、コーチングなどの分野でも、資格や認定の信頼性が問われるようになってきました。受講生が「修了しました」と言うだけでなく、それをどう裏付けるかが大事になっています。
採用側や、次の学びの場で求められるのは、「誰が」「いつ」「どのプログラムを」「どんな基準で」修了したのかという具体的な情報です。紙の修了証だけでは、それを十分に伝えるのが難しくなってきています。
記録が残ることで変わること
きちんとした記録が残っていると、受講生は自分のキャリアの中で学びを活かしやすくなります。「あのプログラムを修了した」という事実が、自分の言葉だけでなく、第三者が確認できる形で残っている。それだけで、信頼の質が変わります。
スクール側にとっても、卒業生の記録がしっかり残っていることは、プログラムの質を示す証拠になります。「うちの卒業生は、これだけの基準をクリアしています」と言えることは、長い目で見ればスクールのブランドそのものです。
私たちがONGEVITで取り組んでいること
ONGEVITは、こうした課題に対する私たちなりの答えです。
出席はQRコードで自動的に記録され、修了要件に対する進捗がリアルタイムで見える。修了や認定の判断に必要な情報が一か所にまとまっている。そういう仕組みを、実際に自分たちのスクールで使いながら作っています。
まだ完璧とは言えませんが、「学びの記録が、ちゃんと残る」ということの価値は、日々実感しています。養成講座に関わるすべての人にとって、記録が信頼の土台になる — そんな世界を目指しています。